再生医療

こんなお悩みがある方は必見です!

●関節や靭帯の痛みが長引いていて、注射や痛み止めの薬を飲んでも痛みが取れない
●痛みが長引いて早く痛みをとりたい
●歩くことがつらい
●痛みなくスポーツがしたい
●手術をせずできるだけ早くスポーツに復帰したい
●短期間での治療をしたい
●手術以外の方法で痛みをとりたい
●人工関節置換術を勧められているが避けたい
●大切なご家族で痛みに困っていて、なんとかしてあげたい
そんなお悩みはありませんか?
「痛みのない生活を送ってほしい」「思う存分スポーツに打ち込んでほしい」「家族と楽しく旅行に行ってほしい」「好きな趣味を思う存分楽しんでほしい」という思いから、当院では近年注目されている再生医療であるPRP療法PFC-FD療法幹細胞治療を始めました。
膝が痛い人
※ 下記の通り、再生医療の実施の認可を得ています。
・第二種再生医療等提供計画番号
自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症の治療
PB7210001
多血小板血漿を用いた変形性関節症の治療
PB7210003
・細胞加工施設届出番号
FC7210002
まずはご相談ください

そもそもPRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療、とは?

PRP療法

PRPとは、多血小板血漿のことで、自分自身の血液にある血小板を濃縮した液体のことです。
細胞の成長を促す栄養素(成長因子)が豊富に含まれています。
PRP療法はそれらの成分をご自身の血液から抽出して、身体の傷ついた部分を治していく再生医療のうちの一つです。
血小板は主に血液を固める働きや、成長因子を介して傷ついた組織を修復する働きがあります。
身体の関節の傷んでいる部分にご自身の濃縮した血小板を注入することで、傷んだ組織の再生を促進させます。

PFC-FD療法

PFCとは、血小板の持つ成長因子(細胞の成長を促す栄養素)だけを抽出し、PRPよりもさらに成長因子を濃縮させた液体のことです。
FDとはFreeze Dry(凍結乾燥保存)を略したもので、PFC-FDは「PFCを凍結乾燥保存したもの」という意味になります。
凍結乾燥保存することで、長期保存(約6ヶ月)が可能となるメリットがあります。
また、一般的にPFC-FD療法は、PRP療法に比べて、注射後の痛みが少ない治療法として知られています。

幹細胞治療

そもそも幹細胞とは何か、ご存知でしょうか?
皮膚や血液など、身体を構成する細胞の寿命は短く、絶えず失われた細胞を再び生み出して補充されています。そのため、自己複製能及び多分化能を持った特別な細胞が存在します。
1.自己複製能=自分と同じ能力を持った細胞を複製する能力
2.多分化能=異なる系列の細胞に分化する能力
この2つの能力を持った細胞のことを幹細胞といいます。
この幹細胞の能力を活かして、これまで治療することが難しかった脳梗塞、アルツハイマー病や脊髄損傷などの治療への効果も期待されている再生医療の一種です。

再生医療(PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療)はどんな症状の改善に期待できるか?

PRP療法・PFC-FD療法

PRP療法とPFC-FD療法は効用が同じです。
(医師とご相談の上、治療法は選択していただくことができます。)
現在当院では、PRP療法、PFC-FD療法は主に、膝関節、股関節、足首(足関節)、肩関節、肘関節、手首(手関節)などの変形性関節症に適応となりますが、PFC-FD療法は関節外の靭帯などの治療も行っております。
日本人メジャーリーガーが肘内側側副靭帯損傷の治療に使用して、一般に広く知られるようになった通り、靭帯損傷にも効果があります。

幹細胞治療

過去の研究において、幹細胞治療の効果が多く報告されている疾患は、変形性関節症です。
膝関節、股関節、足首(足関節)、肩関節、肘関節、手首(手関節)などの関節の組織が傷つくことによって感じる痛みの改善に効果がある治療法です。さらにPRP療法や、PFC-FD治療とは違い、軟骨再生の可能性が期待される治療法です。
自分自身の細胞が持っている力で、運動療法や栄養療法、安静だけでは実現しなかった身体の機能回復を目指します。

再生医療(PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療)の特徴は?

その1 治療が簡単・短期間
手術や入院が不要。採血や脂肪採取を行った後、注射で治療が終了。
PRP療法は採血した当日の投与が可能です。
その2 治療効果が長い
ヒアルロン酸注射などに比べて効果の持続期間が長い。
その3 副作用のリスクが少ない
ご自身の組織、血液成分を使った治療法のため、アレルギー等の副作用リスクが少ない。
その4 認定医療機関のみで実施可能
当院は第二種再生医療等提供計画を厚生労働省に提出、受理されております。
認定された施設だけが行うことができます。

再生医療(PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療)をする上での注意点は?

これらの治療を選択する上で、事前にご理解いただきたいことがあります。
その1 自由診療(保険適用外)のため治療費が全額自己負担になります
再生医療の治療は保険適用外であり、自由診療での提供のため、費用は10割負担となります。
その2 治療効果にはバラつきがある
PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療は個人のもつ細胞や組織を活用した治療法のため、個人の細胞や組織の働きによって効果にばらつきが出ることがございますので、その点はご留意ください。
その3 最新治療の為、データが少ない
世界的に有名な医学雑誌にも数多くの治療効果の報告がありますが、 最新の治療のため、まだまだデータを蓄積させている段階ということです。
世界的に有名な医学雑誌の報告の例
[Dai WL, et al. Efficacy of Platelet-Rich Plasma in the Treatment of Knee Osteoarthritis: A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials. Arthroscopy. 2017 Mar;33(3):659-670.]
データだけでなく、有名プロスポーツ選手が治療として選択したり、日本中の整形外科クリニックでも導入が進んでいたりと、急激な広がりを見せています。
ご安心して再生医療の治療を受けることができます。

再生医療(PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療)の治療の流れは?

PRP療法

1.カウンセリング(要予約)

診察・適性判断・画像検査・理学療法士による身体機能評価を行います。関節の痛みの程度や生活上のお困り事をお伺いします。

2.診察・採血

約20mLの採血をします。(約5~10分)

3.加工(PRP分離)

当院におきまして、その場で遠心分離を行い、PRPを抽出します。(約15分)

4.PRP投与

院内でお待ちいただき、PRPが完成したら、患部に注射をします。(約5~10分)
注射後経過観察を行います。(20分)
入院の必要はなく、そのままご帰宅いただけます。

5.リハビリ

PRP療法の効果を最大化するために、可動域改善や筋力強化などのリハビリを行います。

6.経過観察

定期的に診察・画像診断を行います。

PFC-FD療法

1.カウンセリング(要予約)

診察・適性判断・画像検査・理学療法士による身体機能評価を行います。痛みの程度や生活上のお困り事をお伺いします。

2.診察・採血

約50mLの採血をします。(約5~10分)

3.加工

専門施設において、採取した血液からPFC-FDに加工します。(約3週間)
注意:採血で感染症が認められた場合、加工できません。

4.PFC-FD投与

患部に注射をします。
入院する必要はなく、そのままご帰宅いただけます。

5.リハビリ

PFC-FD療法の効果を最大化するために、可動域改善や筋力強化などのリハビリを行います。

6.経過観察

定期的に診察・画像診断を行います。

幹細胞治療

1.カウンセリング(要予約)

診察・適性判断・画像検査・理学療法士による身体機能評価を行います。関節の痛みの程度や生活上のお困り事をお伺いします。

2.診察・検査

脂肪採取が可能かどうか、血液検査(感染)、心電図などの検査を行います。
注意:採血で感染症が認められた場合、加工できません。

3.診察・採血+脂肪組織(幹細胞を含む)を採取

ご自身の血液・脂肪組織を採取。(約1時間)
その後細胞を加工する専門の施設に輸送します。

4.幹細胞培養

専門施設において、幹細胞を治療に必要な分まで培養します。(約5週間)

5.幹細胞投与

治療箇所に注射をします。(5~10分)
注射後20分程の経過観察を行います。
入院の必要はなく、そのままご帰宅いただけます。

6.リハビリ

効果を最大化するために、可動域改善や筋力強化などのリハビリを行います。

PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療のそれぞれの費用は?

自由診療のため治療費は自己負担となります。

料金

カウンセリング|5,000円(税込 5,500円)
幹細胞治療|1,200,000円~(税込 1,320,000円~)
PFC-FD療法|160,000円(税込 176,000円)
PRP療法|100,000円~(税込 110,000円~)

お支払方法

・現金
・振り込み
・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners など)

医療費控除について

PRP療法、PFC-FD療法、幹細胞治療の治療費は医療費控除制度が適応される場合があり、治療費の一部が税金から還付されます。
1月1日~12月31日までの1年間に支払った医療費が100,000円を越える世帯(生計が同一のご家族)は、確定申告の申請後に還付金を受け取れる可能性があります。
申告の際に治療費の領収書が必要となりますので、大切に保管してください。
(※ 領収書の再発行はしかねますので、ご了承ください。)
まずはご相談ください

よくある質問

治療にかかる時間はどれくらいですか?
1.PRP療法は採血後、当院で加工しますので院内で30分程お待ちいただき、その日のうちに患部に注射を行います。注射は5~10分ほどですが、注射後20分程の経過観察を行います。
2.PFC-FD療法の1回目は採血に10~15分程度。(その後加工センターでの加工に3週間程度かかります。)2回目に患部に注射を行います。注射は5~10分ほどです。
3.幹細胞治療は1回目で脂肪採取及び採血に1時間程。(その後培養センターでの培養に約5週間かかります。)2回目に患部に注射を行います。注射は5~10分ほどです。 注射後20分程の経過観察を行います。
治療した日に運動をしてもいいですか?
治療した当日に激しい運動をしたり、患部をマッサージしたりすることはお控えください。
効果が出るまでにどのくらいの期間が必要ですか?
再生医療は個人のもつ細胞や組織を活用した治療法のため、効果にばらつきが出ることがあり、効果や持続時間に個人差がありますが、約1週間~6か月程度で炎症が収まったり、痛みが軽減したりします。
高齢者でも再生医療を受けることはできますか?
PFC-FDは特に年齢の制限はなく、どなたでも受けていただくことができます。
幹細胞治療に関しては基本的に20歳から80歳までとなっておりますが、当院は厚生労働省より認可された医療機関のため、医師が必要と判断した場合は80歳以上でも受けていただくことができます。
PRP療法は20歳から80歳までとなっておりますので、ご注意ください。
その他、疑問点がある方はぜひ当院にご相談ください。