どうして? 甘木に祇園山笠

 

新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」が、「特定警戒都道府県」の福岡県でも解除されました。でも新型コロナウイルスがいなくなったわけではありません。ここで一気に緩んでしまえば、感染の第2波、第3波が来る時期が早まってしまいます。全員で協力してリスクを減らしましょう。

 

さて、未だどこかに外出するのも気が咎め、時間もあるので何となく疑問に思っていたことについて調べてみました。

 

筑後の国生まれの私にとって、祇園山笠といえば博多の代名詞。それが、どうして甘木にあるのかを。

 

1623年に黒田長興は、第二代福岡藩主となった忠之から秋月五万石を分知され秋月藩が成立しました。

ただし、福岡藩は交通の要衝である甘木村を直轄地として確保しました。

 

 

   秋月藩領域図1)

 

つまり、現在祇園山笠の行われている、甘木・志波・久喜宮は全て博多と同じ福岡藩領内だったのです。

 

あ~ すっきり。外出自粛のストレスをいくらか発散できました。

 

参考資料 1)歴史を楽しみARTを楽しむ 公式ガイドブック 朝倉市秋月博物館2017

2020年05月18日